こんにちは。コミュマネラボスタッフのゆりなです。

もっとメンバーさんのことを知りたい!という思いから始まったインタビュー企画。

第4弾はヨッシーさんです。LINEオープンチャット上で運営するコミュニティのメンバー数はなんと 5,000人超!運営方法などをぶっちゃけ話まで含めて伺いました!

■ ヨッシーさん運営コミュニティ基本情報

2019年8月からLINEオープンチャットにて活動中。

スペシャルオープンチャットに認定された『積立投資のOC[初心者、経験者は問いません][資産運用]』のほか30個近くのオープンチャットを運営している。

※スペシャルオープンチャット:一定の高い基準をクリアしたオープンチャットに対して“優良オープンチャット”として認定する制度

💡 <コミュマネ一問一答>

理想的なコミュニティ像

ただ楽しいだけでなく、有用価値のあるコミュニティ

やってよかった施策 

1つの施策というよりは日々の丁寧な対応

やってみたい施策

輪読会、オフ会

目標

LINE OpenChat Award受賞

好きなドラマ・映画

「相棒」シリーズ、「ハリー・ポッター」シリーズ

詳細インタビュー 👀

-コミュマネを始められた経緯・理由を教えてください。

3年半前にオープンチャットが始まることをニュースで見たことがきっかけです。自分が積立投資をしていたので意見交換や情報共有などのできる場所があると便利だなと思い、積立投資のオープンチャットを作りました。それをきっかけに他のお部屋を自分で作ってみたり、共同管理者を引き受けたりして、今では30個近い数のオープンチャットを管理しています。

リーダー的な役割をすることはあまりなかったので、自分でも驚いています。また、当初は自分がコミュニティを運営しているという自覚はなく、コミュニティマネージャーという言葉は半年前に知ったくらいです。

-30件、すごいですね!コミュニティ運営で生計を立てているのでしょうか。

いえ、普段はプログラマーをしていて、LINEオープンチャットは趣味のような位置づけなんです。

-本業をこなしながら、それだけの数のオープンチャットを運営されていると時間の管理が大変そうですね。共同管理者はどういった流れで引き受けることになったのですか。

数は多いですが、アクティブなお部屋は3〜4個程なので大変ということはないですね。

オープンチャットを管理し始めて、運営ノウハウや新機能について知るために管理者の集まるお部屋にいくつか入ったんです。最初は情報収集するばかりで受け身だったんですが、段々詳しくなってきたので質問に答えるようになりました。その様子を見ていた管理者の方から「この部屋の共同管理者になってほしい」と言われてお受けすることになりました。今では共同管理者をしているオープンチャットは5部屋あります。

-GIVE & TAKEの姿勢が素敵ですね。積立投資のお部屋はメンバー5,000人超ということですが、こちらの運営は1人でされてるんですか。

私を含めて3人で行っています。2名の共同管理者はもともと積極的に活動してくれていたメンバーです。発言が多く、新規メンバーに向けてノートを貼るなど親身に回答している姿勢を信頼して、共同管理者をお願いしました

定期的なミーティングは行っていませんが、私と共同管理者の3人だけのオープンチャットのお部屋があって、雑談をしながら問題が起きたときにはそこで話しています。

-5,000人超はオープンチャットの中でも有数の大規模なお部屋かと思います。ここまで成長した理由は何だと思いますか。

正直、明確な理由は思いつかないんです。参加してくれても、知りたいことを知れたらお部屋から抜ける人が多いのかなと思っていたので、こんなにメンバーが増えるとは思っていませんでした。

ここまで人数が増えて、すごくうれしいのですが、人数を増やすことに重きを置いて活動してきたわけではないですし、先行優位の部分があるのかなと思います。

今は私が発言しなくても会話が盛り上がっているので、嬉しく思っていますが、始めてから1年半くらいは会話があるか毎日不安に思っていましたね。私は話題を振るタイプではないので、メンバーからいただいた質問に丁寧に答えることをひたすら続けていました。徐々に私以外にも質問に答えてくれるメンバーが増えてきて、最近は質問だけでなく、テーマに沿った雑談も増えてきたので一層盛り上がってきたように感じています。

-日々の積み重ねの賜物なんですね。5,000人以上いるとアクティブ率はどれくらいなんでしょうか。

メンバー数が5,000人になるまでは既読数が出ていたのですが、今は表示されないのでわからないんですよね。

発言してくれる人は毎月300人ぐらいで、去年から共同管理者の提案でクイズ企画を始めたのですが、そのリアクション数が大体60-70ぐらいです。100を超えてほしいなと思っていますが、ロム専で楽しんでる人が大多数なのかなと思っています。

-そうなんですね。以前お話を聞いてから私もヨッシーさんのお部屋に参加させていただいているんですが、ノート機能を使ってまとめられている積立投資の基礎知識がすごくわかりやすくて価値のあるものだと思いました。

量が多すぎるので自己満足に近いところはあるんです(笑)。今は積立投資の話題限定で、他の話はサブチャットでするようにルールを定めていますが、当初は積立投資以外の投資の話題もOKにしていたんです。しかし、同じような質問をもらうことが増えてきたのでノートにまとめるようになり、また、会話量をコントロールする意味でも積立投資の話限定にしようと思い、ルールを変更しました。 このときに雰囲気が大きく変わったので抜けた方も多かったですね。

lab member interview 004−5

-そうなんですね。サブチャットは誰でも参加できるのでしょうか。

サブチャットはノートの中の「大事なノート」に記載していて、皆さんが参加できるようになっています。そんなに宣伝はしていないのですが、1,000人ちょっとのメンバーがいて、こちらも毎日会話のある良いお部屋になってきました。

サブチャットはメンバーから提案をいただいて作ったのですが、メンバーとの仲が深まり、些細な情報を得られるので、その方にはすごく感謝しています。

-サブチャットでも1,000人以上いらっしゃるのはすごいですね。会話がメインのコンテンツなのでメンバーの定着率には管理者のお人柄の影響が大きいように思いますが、いかがでしょうか。

ほかのオープンチャットを見ていると、そういう部分はあるように思いますね。オープンチャットは友達と会話する感覚に近いと思っているので、管理者の人柄を含めて気に入って、定着してくれているんじゃないかなと思いますね。

私は何気ない一言で嫌な気持ちになる人がいないようにしたいと心がけています。ときには悪気がなくても強く言ってしまったり、ふとしたことで嫌な気持ちにさせてしまったりすることが誰にでもあるので、そうしたときには注意するようにしています。

-なるほど。具体的にはどういったやりとりをされるのでしょうか。

どんな質問も気軽にしてほしいという前提はありながらも、調べられる内容は調べた上で質問をしてほしいので、そういった質問には「こういう単語で調べると出てきますよ」と回答するようにしています。

調べるキーワードがわからなくて、質問している方もおられるでしょうし、今後も気軽に質問はしてほしいので、そういうふうに返すようにしています。

また、曖昧な質問には意図を理解してから答えたいので、すぐには答えず、こちらからも質問を繰り返しやり取りをした上で、回答することもありますね。はっきりと発言するので、参加してすぐにそうした会話を見た人からは「最初は厳しいお部屋だと思ってた」とサブチャットの雑談で言われたこともありました。

しかし、「しばらくいると相手のことを考えて受け答えしてるいいお部屋だとわかった」「だからこそ、マナーの悪い人がいなくていいお部屋」と言われて、このままでいいんだという自信になりました。空気が悪くなることを恐れて注意しなかったら良くなることもないので、どんどん言うようにしています。

lab member interview 004−3

-サブチャットでは雑談で交流を深められるだけでなく、そうした感想や本音を聞ける利点もあるのですね。他にオープンチャットの特性はありますか。

匿名性が強いことですね。オープンチャットに参加するときはLINEの登録名とアイコンではなく、任意の名前とアイコンを新たに設定できます。また、お部屋を抜けて入り直せば、再度名前とアイコンを設定するので別人として参加できます。

以前はそれを利用して迷惑行為をする人もいました。強制退会にされると二度と入れないのですが、強制退会させられる前に自ら退会してまた入り直して荒らす、というような人が見受けられました。要望が多かったみたいで、自ら退会したあとも強制退会処分にできる機能が昨年実装されたので、そうした荒らしはできなくなり、治安は良くなりました。

また、連絡先やSNSの交換は禁止されているので、基本的にはオープンチャット上だけでの関係になります。オープンチャットのテーマに沿ったオフ会は認められてるので、スポーツのお部屋でスポーツをやるために集まるとか、私の部屋だったら勉強会のような形でのオフ会は認められているんですけどね。

-守られていて安全な分、一定の距離感が存在するのでもどかしい部分がありますね。今後の目標はありますか。

年に一度、テーマ性・運営に優れたオープンチャットを表彰するLINE OpenChat Awardというものがあるのでそこに選ばれたいですね。はっきりとした基準は発表されていないのですが、メンバー数や発言数だけではなく、リアクション数も見られていると噂で聞くので、そこが課題かなと思っています。

また、参加者にとって有用価値のあるコミュニティであり続けたいと思っています。楽しいというよりは価値のあるものにしたいです。

-先ほどお話されていたクイズのリアクション数が鍵になってきますね。今日はありがとうございました!最後にメンバーさんへ一言お願いします。

いろんなコミュマネの方とお話できるので、いつも楽しく参加しています。

オープンチャットを管理されている方も多くいると思うので、もっとお話してみたいです。どんなお部屋をやられているのか、また、そこでの工夫など教えていただければと思います。引き続き、よろしくお願いします!

-こちらこそよろしくお願いします!